ブラウザ戦争再燃の中、新JavaScriptエンジン「Nitro Engine」を引っさげてさらに高速に、さらにスタイリッシュなタブブラウザとなっています。
「Safari 4 Beta」は、現在英語版のみのダウンロードが可能となっており、デフォルトインストールを行った場合、既存のSafariの情報を引き継ぐ形となります。
インストール後起動してみると、[Top Sites]と呼ばれるスタートページが表示され、Google Chromeのようによく見るサイト一覧がAppleらしいサムネイルで表示されます。
*スタートページはオプション設定により変更可能です。
同様に、履歴やブックマークの管理画面も[Cover Flow]と呼ばれるスタイルで表示され、スライダを動かすことでブックマークなどを視覚的に管理することが可能となっています。
「Safari 4 Beta」では、こうした視覚的な部分はもちろん、高速化にも力が入っているようです。
今回採用されたJavaScriptエンジン「Nitro Engine」は、IE7はもちろん、Firefox 3やChromeよりも速く、Safari 3と比較して4倍以上の高速化がなされたものだと記載されています。
*SunSpider JavaScript Benchmarkや、iBenchでの比較
Firefoxなどと比較して、読み込みから描画までのタイミングが違うためよくわからない部分がありますが、Safari 3より高速化されていることは間違いなさそうな感じです。
また、上記のような速さと見た目以外にも、細かな点で150もの改良がなされています。
<主な改良点>
■Full History Search
全ての履歴にサムネイルを付与し、Top Sitesの検索窓から迅速な検索が行えます。
■Tabs on Top
従来のスタイルと違い、タブがタイトルバー部分に表示されるようになっています。
■Windows Native Look and Feel
Windows XP/Vistaなどのネイティブインターフェースをサポートしました。
■デベロッパーツール
現在のページをFirefoxやChromeで開いたり、ユーザーエージェントの選択ができるほか、各種テストツールなどが搭載されています。
■フルページズーム
テキストの品位を保ったままページをズームすることができます。
*テキストのみのズームも可能です。
■Smart Address Field
アドレスバーでの検索時に、オートコンプリートが働きます。(インクリメンタルサーチ)
■スマートサーチ
Firefoxのスマートロケーションバー同様、アドレスバーにキーワードをタイプするだけで、履歴やブックマークからマッチするものを即座に表示します。
■フィッシング/マルウェアからの保護
疑わしいサイトでは警告を発し、ページを表示しません。
まだまだ変更点は数多くありますが、主なものは以上のようになっています。
詳しくはリリースノートをご覧ください。
当方でテストした環境では、[Top Sites]などのグラフィカルな機能が加わったためか、起動時に重い感じもしましたが、ブラウジング自体はまずます快適に行えました。
慣れの問題が大きいとは思いますが、Firefoxユーザーにとっても気になるブラウザの一つであることはまちがいありません。
Firefox 3.1b3のリリースが遅れている中、一足先にSafariの最新版をテストしてみるのもいいかもしれませんね。
プレスリリース(日本語)
ダウンロード:Safari 4 Beta
<関連記事>
■「Safari 3.1」リリース。Firefox 2の最大3倍のパフォーマンス謳う。
■Greasemonkeyも利用可能な【Google Chrome 2.0】(preベータ版)テストレビュー
■Firefox/IE/Safariで相互同期が可能になったブックマーク同期ツール「Foxmarks」。
