そんな時、不要なタブは閉じておいたほうが、メモリ使用量面や精神衛生上良い場合がありますが、わざわざ不要なタブを探して閉じるというのもなんだか無駄な作業ですね。
そんなシーンで役立つアドオンが「AutoClose Tabs」です。
「AutoClose Tabs」は、ユーザーが設定した時間を経過しても閲覧していないタブを「古い」タブと位置づけ、その古いタブを指定時間後に自動的に閉じてくれるというアドオンです。
インストール後、まずはオプション設定を開き、これらの時間を指定します。
オプション画面には、2カ所の時間(分)入力ボックスがあり、上段に「古い」タブとして扱われるまでの時間、下段にその古いタブを自動的に閉じるまでの時間を入力します。
見本の例では、3分閲覧しないタブを古いタブとして扱い、その後1分経過すれば自動的に閉じるということになります。
合計4分間タブを操作しなければ自動的に閉じられるというわけです。
「古い」と扱われたタブは、以下のようにタイトル文字が薄くグレーアウトされ、自動的に閉じられる候補になっていることがわかるようになっています。
■古くなる前
■古くなったと扱われた後
上記のように短い時間をセットしていると、しばらく放っておけば全てのタブが閉じられてしまうというような気もしますが、Firefox自体の操作がされていない間は機能がアイドル状態となりますので、全てが勝手に閉じてしまうということはありません。
*アイドル中はステータスバーに と表示されます。その後、操作を再開すると表示が消えます。
また、あとで確実に閲覧することがわかっているようなタブは、ダブルクリックしてロックし、カウントダウン対象外とすることも可能です。
Firefoxでとりあえず開いておいて、ちょっと読んだらあとは放置、などということが多い方には便利なアドオンだと思います。
ダウンロード:AutoClose Tabs(Firefox Add-ons)[sandbox]
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