また、サムネイルがいくつかの見本だけだったりした場合、それ以外の画像を探し出すのも面倒な作業になりがちです。
こうした作業は時間がかかる上、サイトに存在する画像を全て見つけることができるかどうかもわからないため、非常に効率が悪いことになってしまいます。
こんな場面で役立つFirefoxアドオンが「firefusk」です。
「firefusk」は、現在のページに表示されている画像の一つで実行するだけで、その画像のあるディレクトリから連番になっている画像を探し出し、それをギャラリースタイルで新規タブ内に一覧表示してくれるというものです。
インスール後、ページ内の画像上で右クリックすると、コンテキストメニューに[firefusk]が追加されます。
このfirefusk以下には、[+]や[−]などのメニューが用意されており、それぞれをクリックすれば、現在の画像番号(***123.jpgのような)の前後画像を以下のようなスタイルで確認することができます。
*ページ上部の[toggle broken links]をクリックすれば、サムネイルがあっても元画像がリンク切れなどの画像を非表示にします。
たとえば、ある画像(***25.jpg)上でメニューから[+]→[50]と実行してやれば、***25.jpg〜***.75jpgまでの画像が表示されるというわけです。
*すべて小さなサムネイル表示ではなく、実行時に選択した画像が大きなサイズなら、そのサイズでギャラリーが表示されます。
メニュー内にはその他にも、ファイル名(クリックで+100件)、+−(前後10〜500件)、マニュアルなどが用意されており、好みの件数でギャラリーを作成することができます。
また、同メニューの[recent]で最近実行したギャラリーを再表示できたり、[save]でお気に入りのギャラリーを保存・再表示することも可能です。
オプション設定では、ファイル名が001や01だった場合、0を無視するようにしたり、新規タブでのオープンのON・OFFなどの設定が可能です。
以上のように、見本のような大量の壁紙が用意されているようなページでも、簡単に目的に画像を見つけ出すことができる便利なアドオンです。
気になる画像上で実行すれば、思いがけず良い画像に出会えるかもしれませんね。
ダウンロード:firefusk(Firefox Add-ons)
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