このようなサイドバーは、残念ながらThunderbirdには用意されておらず、アドオン一覧や、アドレス帳の参照などを行う場合は、別ウィンドウで開くというスタイルになってしまいます。
「xSidebar for Thunderbird」は、このようなサイドバー機能をThunderbirdにも追加してくれるアドオンで、インストールすれば、上記のような個別ウィンドウをサイドバーですっきりと参照することができるようになります。
アドオンのインスール後、サイドバーを表示するには[表示]→[サイドバー]から各項目を選択します。
サブメニューには、現在登録されているアドレス帳(複数アドレス帳を作成している場合は[アドレス]がその個数分表示されます。)、アドオンなどの基本項目の他、その他のアドオンのコントロール部などが表示され、それぞれをクリックすることにより、こうした情報をサイドバーでリスト表示することができるようになります。
サイドバーは、一旦表示しておけば、上部のボタンから表示項目を切り替えることができるようになっています。
ちょうどFirefoxに[All-in-One Sidebar]をインストールしたような感じですね。
*Lightnigをインストールしている環境で、カレンダー表示やTodo表示に切り替えてもサイドバーは有効に働きます。
■アドオン一覧表示時
アドレス帳などを単体でサイドバー表示するようなアドオンもありますが、このように切り替え可能なサイドバーがあればかなり便利になります。
また、MR Tech's Toolkitなどと併用すれば、アドオンの管理などもしやすくなります。
別ウィンドウが気に入らない方、情報を常に表示しておきたい方はお試しください。
ダウンロード:xSidebar for Thunderbird(Thunderbird Add-ons)
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■Firefox 3.0 Beta 4に対応した「All-in-One Sidebar 0.7.4 RC1」リリース。