日本でもすでに携帯電話で位置情報の取得は可能になっていますが、同様の機能を今後ブラウザで使える可能性もあり、モバイルユーザーには歓迎されるでしょうね。
「Geode」は、Firefoxにインストールすることにより、位置情報を紐づけることができる対応サイトにアクセスした際、近隣の無線ネットワークから位置情報を取得し、そのエリアの各種コンテンツ探し出して閲覧することができるというツールです。
既に海外には「Loki」と呼ばれるサービスがありますが、「Geode」はこの技術を使ったものです。
アドオンをインストールした後、対応サイト(Mozilla Labsによると、PownceやYahoo! Fire Eagleなどサービスに対応しているようです。)
にアクセスすると、以下のように位置情報サービス対応サイトとしての登録を行うかどうかを確認するダイアログが開きます。
ここで、Remember・・にチェックを入れると、Geodeにサイトが登録されるようになっています。
ページ上部には、該当サイトで位置情報を取得する際のレベルを設定するバーが表示されます。
ボタンは左から正確な位置、近隣、市町村レベル、取得しないとなっています。
これらの中から取得したい情報レベルのボタンをクリックすれば、該当サイトでの近隣情報を得ることができるというわけです。
Mozilla Labsのブログ記事内では現在、位置情報取得テストや、現在地に近いレストラン情報を表示するFood Finderなどのサイトが例として挙げられていますが、Eee PC+ワイヤレス環境で試してみたところ、「適用範囲外」と表示されました。
日本の位置情報検索まではまだ行えないようです。(たぶん)
実際に試すことができていないのでちょっとわかりにくいサービスかと思いますが、ドコモの携帯をお使いの方なら、iエリアとか、その他GPS関連サービスのPC版だと解釈すれば良いでしょう。
今後、日本の情報サイトが「Geode」対応になれば、外出先のPCであらゆる情報をチェックすることができそうですね。
ダウンロード:Geode(Mozilla Labs)
<参考記事>
■Mozilla Labs、Firefoxで地理情報を認識活用できるプラグイン「Geode」を正式発表 via CNET Networks Japan
■Mozilla、Firefoxの位置情報把握アドオン「Geode」公開 via ITmedia
<関連記事>
■[Mozilla Labs]コマンドからWebサービスを呼び出せるマッシュアップツール「Ubiquity」リリース。
■mozilla Labs 「Firefox 3 拡張機能コンテスト」の結果を発表。
■Mozillaのオンラインサービス「Weave」をFirefox 3 Beta2で試してみました。
<Ads>
インターネットFX取引手数料無料ならマネーパートナーズ
1万円からのFX取引は、伊藤忠グループ・FXプライム
トレイダーズ証券の外国為替取引