このようなプライバシーモードは、次期Firefoxである3.1にも搭載予定の機能で、それだけブラウザに蓄積される情報に敏感なユーザーが増えているということの現れでしょう。
現時点で利用可能なFirefox 2やFirefox 3で同様のことを行う場合、各種プライバシーアドオンのインストールが必要ですが、何でもかんでもプライバシーで隠してしまうと、肝心なときに履歴が参照出来ず不便なときもあります。
そうしたユーザーのために、”セミ”プライバシーモードを提供してくれるアドオンが「FoxyHistory」です。
「FoxyHistory」は、プライバシーの中でも代表的なブラウジング履歴を完全に記録しないのではなく、第三者に見られたくないサイトだけをドメイン単位で記録しないようにすることができるアドオンです。
アドオンの利用方法は非常にシンプルです。
インストール後、アドオンのオプション設定を開き、画面内の[Domain]部分に記録したくないドメイン名を入力し、[Add]ボタンをクリックします。
必要なだけこの作業を繰り返し、リストを作成したら[Close]ボタンで設定画面を閉じます。
*ドメイン名左のチェックマークをクリックすればチェックが消え、設定が解除されます。
*また、ドメイン名自体をクリックして選択後、[Delete]ボタンをクリックすれば、削除することができます。
これで準備は完了です。
該当のドメインにアクセスした場合、いったんは履歴欄に表示されますが、画面を閉じると履歴欄からスッと消えるようになります。
これだけの単純な機能ですが、プライバシーモードと、標準ブラウジングの中間点を求めている方には便利なアドオンだと思います。
もうこれで、恥ずかしいブラウジングをした後も、手作業で履歴を消去する必要はありませんね。
ダウンロード:FoxyHistory(Firefox Add-ons)[sandbox]
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