Firefoxのコンポーネントも利用しつつ、無駄をそぎ落とした軽量ブラウザというふれこみのGoogle Chromeですが、その機能はどのようなものでしょうか・・・
まず、その軽快感はインストール時から感じることができます。
オフィシャルページからセットアップファルをダウンロードし、それをダブルクリックしてからインストールが完了するまで10秒もかからないほどです。
ほんとにインストールされたのか?というほどの速さです。
セットアップ中に表示されるようこそ画面で[Google Chrome を起動]をクリックすればすぐに使用できますが、ここでFirefoxなどの設定をインポートしたい場合は[設定をカスタマイズ]をクリックすれば以下のようにカスタムセットアップ画面が表示されます。
今回はあえてインポートせずにプレーンな状態で起動してみました。
初回起動画面はこんな感じです。
[ホーム]ページには、ちょうどスピードダイヤルのようによく使うサイトがマス目状に表示されるようになっており、ブラウジングを続けているとここに各サイトのサムネイルが表示され、すぐにアクセスすることができるようになります。(オプション設定でホームのURLを指定可能です。)
検索窓やサイドバーなど何もないシンプルなインターフェースとなっていますが、検索などは[ワンボックス]と呼ばれるアドレスバー部分で行うことができます。
ここにキーワードを入力して検索すると、デフォルトではGoogle検索が開始されるようになっています。
このワンボックスは、Firefox 3のスマートロケーションバーに近いものとなっており、検索時には、履歴などからの結果も表示されるようになっています。
ブックマークはアドレスバー横の☆をクリックすることで追加することができますが、Firefoxでいうブックマークツールバーのようなものだけで表示されるようになっており、現状では管理などはまだできません。
パスワードマネージャの記憶もできるようになっていますが、閲覧や編集項目は見あたりませんでした。
設定画面もご覧の通りかなりシンプルで、必要最小限の項目しかありません。
右側のボタンをクリックして表示されるメニューもこのようにシンプルなものです。
この中におもしろい機能が2つ用意されています。
一つめは、ブラウジング履歴を残さずに利用できる[シークレットモード]です。
この項目をクリックすれば、通常モード利用中でもシークレットモード専用ウィンドウが開き、プライバシーを守りながらブラウジングをすることができます。
もう一つは[アプリケーションショートカット]の作成機能です。
こちらはFirefoxユーザーには[Prism]のような機能といえばわかりやすいかと思います。
メニューから[アプリケーションショートカットの作成]を選択すれば、現在表示しているサイトのショートカットをデスクトップ上などに作成することができます。
GmailなどのWebアプリを作成しておけば、ローカルアプリのように立ち上げることが可能です。
■ショートカットから起動したGmail
ツールバーやメニューなども無いシンプルな画面です。
以上のようにざっと使ってみただけですが、Firefoxユーザーでも違和感無く使えるブラウザとなっており、本当にシンプルで軽いのが実感できるブラウザです。
複数のタブを開いてもそれぞれ独立したタスクを持ち、一つがクラッシュしてもブラウザ自体に影響を及ぼさないなどのストレスフリーな造りなどもヘビーユーザーには嬉しいですね。
シンプルゆえに物足りない感もありますが、FirefoxユーザーでもWebアプリ専用などのサブブラウザとして今後期待できるものだと思います。
こちらのページで主な機能を解説した動画を見ることができますので、興味のある方はご覧ください。
ダウンロード:Google Chrome (BETA) for Windows
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■webアプリショートカット作成ツール「Prism」のアドオン「Prism for Firefox」(3.0b1〜3.0b5pre)
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