そうしたアクティブユーザーがそれぞれのサービスをFirefoxで集中管理できるアドオン「Snowl」がMozilla Labsからリリースされました。
「Snowl」は、上記のようなメッセージサービスを、個別のアプリケーションの起動やWebサイトへのアクセスを行うことなく、Frirefoxの画面上で処理することができるメッセージ管理アドオンです。
現在のバージョンはまだプロトタイプ段階でバグも多いということですが、とりあえず試用してみました。
インストールが完了すると、以下のようなページが表示され、現在のバージョンではここからTwitterのアカウントを登録したり、RSSフィードの登録などが行えるようになっています。
今回は、とりあえずフィードリーダー的な使い方を実験するため、[Import OPML]から現在購読しているフィード一覧を読み込ませてみました。
[Import OPML]を選択すると下のような画面が表示され、中央のボタンをクリックすればフィードの登録作業が開始されます。
以下の画面が表示されたら登録完了です。
これで準備は完了です
[表示]メニューから[Message List]を選択してみましょう。
以下のように、新規タブに3ペインフィードリーダーのような画面が開きます。
左ペインにはフィードタイトル一覧が、中央上部に記事タイトル、下部にはFirefoxのタブツールバーがそのまま表示され、ここで記事本文を読んだり、通常のブラウジングをしたりすることができます。
ちょうど、サードパーティの3ペインフィードリーダーのブラウジング部分がFirefoxになっているという感覚ですね。
気になるタイトルをタブでどんどん開いてまとめ読みすることができます。
次は、「Snowl」のもう一つの表示モードである[River of Message]を試してみましょう。
こちらのモードは、2ペインとなり、記事タイトルがかなり大雑把に表示されるいわゆる「流し読み」モードといえるものとなっています。
一覧をクリックすればタブではなく、その画面上で読むことができるモードです。(通常のリンクのように右クリックメニューで新規タブに開くこともできます。)
今回はフィードリーダー的な使い方しか試してませんが、このアドオンのコンセプトは、Twitterだけでなく、Google TalkなどのIM、ディスカッションやフォーラムなどの各種コミュニケーションサービスをで統合管理するということにあります。
今後これらの代表的メッセージングサービスに多く対応するようになれば、Firefoxで「Snowl」をタブで一つ開いておくだけで、ニュースを素早く取得したり、他のユーザーと簡単にコミュニケーションを図ることができるようになるでしょう。
今回のプロトタイプだけではそのすべてのイメージをつかむことは難しいかもしれませんが、プロジェクトが進行していけば、Firefoxを強力なツールへと進化させてくれることは間違いないでしょう。
ダウンロード:Snowl(Firefox Add-ons)[sandbox]
<参考記事>
■Introducing Snowl(Mozilla Labs)
■モジラ、メッセージ管理用Firefoxアドオン「Snowl」のプロトタイプをリリース(CNET Japan)
<関連記事>
■Mozilla Labsでモバイル版Firefoxのプロトタイプデモ動画公開。
■Mozillaのオンラインサービス「Weave」をFirefox 3 Beta2で試してみました。
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