今回は、その中でもカスタマイズ性が高く、操作もわかりやすいマウスジェスチャアドオン「Mouse Gestures Redox」（Mouse Gesturesの3.0対応版） を使ってみました。
「Mouse Gestures Redox」は、Firefoxのあらゆる操作を、ページ上のマウス操作（ライン描画）によって実行できるツールで、うまく使いこなせばほとんどの機能をマウス一つで行うことができる便利なアドオンです。
インストールしたら、まずはオプション設定を覗いてみましょう。
設定画面の[一般]タブでは、操作に利用するマウスのボタンと、必要ならばそれと組み合わせるキーがセットできます。
デフォルトでは、[右マウスボタン]を押したまま線を描くようになっています。
どんな操作が可能かを確認するには、その下にある[ジェスチャを編集]ボタンをクリックします。
ここには、デフォルトで有効になっているジェスチャ一覧が表示されています。まずは、ここで基本的な動作を覚えましょう。
不要な操作は誤操作の元になりますので、そうしたジェスチャは選択後除外することも可能ですし、操作しにくいと感じたら、編集ボタンでアクションを変更することもできます。
[追加設定]タブでは、マウス操作の距離設定や、実行キャンセルまでの時間などが設定できます。
[ビジュアル設定]では、ジェスチャの軌跡をラインで見えるようにする[マウストレイル]の有効・無効やそのラインカラー、ジェスチャ実行時にそのジェスチャが何の操作をしているかを通知する[状態通知]のON・OFFが設定できます。
■マウストレイル
■状態通知
ここまで設定できたら、あとは実際に利用を重ねながらコマンドをマスターするだけです。
ジェスチャ自体は上下左右（数値で表示）に加え、各斜めのラインと組み合わせて実行するようになっています。
たとえば、タブを閉じる場合は右クリックしたまま下にドラッグ→右にドラッグといった具合です。
マウストレイルを有効にしたまま利用を重ねていけば、主要操作はすぐに覚えることができるでしょう。
また、オフィシャルサイトでは、ユーザーが公開しているカスタムジェスチャをダウンロードすることができます。
デフォルトに無い自分の好みの操作を見つけたら、[Install Gesture]をクリックするだけでダウンロードし、自動的にジェスチャ一覧に追加してくれます。
全ての操作をマウスで行うまでマスターするのはなかなか大変でしょうが、いつも操作が面倒だなと感じている部分だけでも覚えておけば、Firefoxの使い方がスマートになるかもしれませんね。
ダウンロード：Mouse Gestures Redox
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