Top Firefox拡張機能(アドオン) >Firefox 3のメモリ/ディスクキャッシュを自動的にクリアしてくれるアドオン「Cache Status」
2008年07月12日

Firefox 3のメモリ/ディスクキャッシュを自動的にクリアしてくれるアドオン「Cache Status」

Firefoxでブラウジングを長く続けていると、メモリやディスクにキャッシュが貯まってきます。

これらを解放するためのアドオンもいくつかありますが、その中でも今回は、設定した数値に達したら自動的にメモリ/ディスクキャッシュをクリアしてくれるアドオン「Cache Status」を使ってみました。


「Cache Status」は、以前ご紹介したRAM解放アドオン「RAMBack」とよく似たツールですが、「RAMBack」は、気がついたときに手動で実行するというタイプのものです。

「Cache Status」は、この作業をメモリだけでなく、ディスクキャッシュにも適用でき、あらかじめ設定した数値に達した場合、自動的に解放してくれるのが特徴です。

インストールしたら、まずは設定を行いましょう。

オプション画面には、以下のように各キャッシュの最大容量の設定、その容量の何%になればクリアを実行するかの指定が項目として用意されています。


01_Cache Status_Firefox_Add-ons.JPG


この数値を自分の任意の数値にセットしておくだけで、数値に達したら自動的に解放してくれます。

また、ステータスバーには、[現在使用量/キャッシュ容量]という具合に、左にメモリ、右にディスクキャッシュの現状を表示してくれますので、視覚的にキャッシュ使用量を把握することもできます。


02_Cache Status_Firefox_Add-ons.JPG


このステータスバー表示を右クリックして、メニューから手動で消去することも可能です。


03_Cache Status_Firefox_Add-ons.JPG


<クリア後>


04_Cache Status_Firefox_Add-ons.JPG


こういった作業は手動の場合忘れがちになってしまいますが、「Cache Status」をインストールしておけば、キャッシュが大きく膨らむことも無いですね。

Firefox 3を少しでも快適に利用したい方は試してみてください。


ダウンロード:Cache Status 0.7.4

(Firefox Add-onsに出ているバージョンはFirefox 3未対応です。上記から一旦ローカルにダウンロードしてからFirefoxにドラッグするなどしてインストールしてください。)


<関連記事>


■Firefox 3のメモリーキャッシュを手動で解放することができるアドオン「RAMBack」

■効果歴然!Firefoxのメモリ使用法を変更して軽快に動作させる方法。

■Firefoxのステータスバーにシステム情報を表示するアドオン「StatusbarEx」


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この記事へのコメント
Firefox 3でCache Status 0.7.4を導入してみたのですが
OKで設定反映されずにキャンセルしか押せないようなのですが
Posted by カンナ at 2008年07月12日 14:35
カンナさま

設定時にOKボタンが押せないような状況は、このアドオンに限らず他のアドオンとの干渉時に起こることがよくあります。

多くのアドオンをインストールしている場合は面倒かもしれませんが、他のアドオンを一つずつ無効にしながらOKボタンを押すことができるようになる状態を探してみてください。

他のアドオンの全てが無効でも症状が改善されない場合は原因が別にあるかもしれませんが、アドオンのどれかを無効にした際に改善されるようでしたら、そのアドオンの新しいバージョンをインストールするか、どちらかのアドオンの利用をあきらめるしかないかもしれません。

今のところ、配布ページなどでは同様の症状についてレポートがありませんが、何かわかればまたここに書き込みたいと思います。

以上、とりあえずお試しください。
Posted by moziller at 2008年07月12日 16:22
御回答、有難う御座います。やはり何かしら干渉しているかもしれません。
自分でももう少し調べて見ます。
Posted by カンナ at 2008年07月12日 17:22
横からすみませんが、多分Cache Statusに干渉するアドオンはMake Linkだと思われます。私の環境下ではそうでした。(但し私は設定を色々と弄っているので絶対とも断言できませんが。)

後ClippingsはMenu Editor と相性が悪いのか、Clippingsが使用不可になるようです。それとプラグインRealPlayerとXippee Extensionも干渉問題があるのか、Xippee Extensionが使用不可になるようです。※蛇足ですみませんが、参考までに。
Posted by シワス at 2008年07月14日 16:04
シワスさま。

大変有益な情報ありがとうございました。

アドオンをたくさん入れていると少なからずこうした現象が起きますね。検証するのもなかなか面倒なので、こうした具体例を教えていただけるのは非常にありがたいです。
Posted by moziller at 2008年07月14日 16:29
ウチもMake Linkと干渉したのでソースを眺めてみたらstringbundle idがかち合っているみたいです。
このidをMake Link側でmakelink-stringsもしくはCache Status側でcs_stringsに書き換えてみてください。
Posted by amatsus at 2008年07月18日 00:40
確かにMake Linkも使用しておりまして。Cache Statusとの干渉並びにstringbundle idがかち合っていると言う事は理解できたのですが、idの書き換え方法が分からないのですが、難しいのでしょうか、非常にどちらも魅力的な拡張で残念です。もし宜しければ教えて頂け無いでしょうかお願い致します。
Posted by カンナ at 2008年07月19日 03:19
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